半妖の夜叉姫 第7話感想
理玖や麒麟丸などが登場し、いよいよ話が動き出した感じの7話でした。やっとここから1話に戻りましたね。
前回の次回予告でも仮面の顔だけ出ていた麒麟丸。今回でがっつり全体の姿が!すごいくせっ毛ですけど、やっぱり麒麟を意識した髪型でしょうか。ちなみに、公式サイトの登場人物紹介では、7話中で出てきたよりも詳しいキャラ設定画像が掲載されてます。
今は船の上を根城にしているんでしょうか。この麒麟丸と手下の窮奇の会話もちょっと変な雰囲気。麒麟丸は手下の檮杌を覚えていなかったり、全体的に麒麟丸の口調がぼんやりしているというか・・・。記憶を失っていたり、誰かと入れ替わっていたりするのかな。窮奇の話からすると、虹色真珠のそもそもの持ち主は麒麟丸っぽいですね。それを配下である四凶に授けているらしい。じゃあ、とわとせつなの虹色真珠も元々の持ち主は麒麟丸?
お願いされて素直にバイオリン弾いてくれるせつな優しい。とわを眠ったまま置いていったのはせつなの優しさというか気遣いかな。
しかし未だに邪魔扱いされていると感じたとわは、1人で産霊山を目指して出発。途中で理玖と遭遇。理玖はとわが来るのを待ち伏せしていたんでしょうか。「姫様」と呼びかけるのは、単純に女の子全般を姫呼びしてるのか、それとも夜叉姫だと知っているからなのか。
理玖は耳の飾りをはじいて、川の水を空中に浮遊させて水分補給。気を集中させれば誰でも出来る・・・訳がない(笑)。とわは素直に納得していましたが。
理玖の話しぶりもこれまた怪しい。「楽園から追放される味」「forbidden fruit」「主にうち捨てられた」。理玖が英語を使った事をとわは気付いていないみたいですね。理玖は盗んだ本物の菊十文字をとわの元へ置いていき、そのせいでとわが盗人扱いされて捕まってしまいましたが、宗久はとわの正体を知ってて捕まえたようです。ここもよくわからないなぁ。刀を盗んだのは理玖ですが、宗久は刀を盗んだのがとわ(夜叉姫)だという情報をつかんで探していたって事でしょうか。理玖はとわと宗久達を接触させることが目的だったのかな。
・・・で、1話へつながります。この部分は再放送みたいなものですね。
せつながすっかりとわを気にかけてて可愛い。群れからはぐれた迷い犬を探してくる、っていう言い回しが好きです。もろはは窮奇の退治を依頼され、その道中でせつなと合流。窮奇退治の依頼主も気になるし、竹千代がとわの現状を把握しているのも気になる。獣兵衛が竹千代に伝えているんでしょうけど、獣兵衛はなんで知ってるんだろう。
窮奇の手下のフブキと戦うせつなともろは。とわがその状況を察したり、せつながとわの呼吸を感じたりするのは真珠の力でしょうか。単純に匂いや気配を察知しているだけかも。とわの指先から出てるアレは妖力?集中集中、と言っているので、理玖から言われたことをヒントにやっているみたいです。殿様と宗久、完全に無反応ですけど見えていないんでしょうか。
せつなともろはがとわの元へ駆けつけ、1話の終わり方と同じ終わり方で7話は締め。次回は夜爪を追っていく所からスタートですね。
今回は気になることがいっぱいでした。特に麒麟丸と理玖。どちらも瞳の色は緑で、髪色も赤っぽく、ブドウが口に合わない。素直に考えると親子?と思ってしまいます。そして理玖に聖書の知識があり英語を知っている事と、希林先生が英語教師だという事も多分つながりがあるはず。
次回予告は色々もりだくさん。犬夜叉とかごめは出るし、麒麟丸と殺生丸は出るし、弥勒も出る。竹千代と弥勒はどんな関係なんでしょう。弥勒と狸というと、ハチが思い浮かびますが・・・。次回で多少の謎は明かされるのかな。殺生丸や麒麟丸のそれぞれの本当の意図など、核心を突いたことがわかるのはまだまだ先だと思いますが、もろはが両親と離れて育っている経緯はわかりそう。