いぬのはなし

犬夜叉周辺について語るブログ

半妖の夜叉姫 第15話感想

今回は親世代中心の過去回想で、3人娘はお休みです。前回の話からどういう風に理玖がとわ達に説明する流れになるんだろう、と思ってましたが、理玖の一人回想だった!

 

宝仙鬼黒真珠を届けに来たのは、最後の四魂の欠片を探すときに黒真珠作って、って頼みに行ったからですよね?結局他の手段であの世とこの世の境に行けたので黒真珠は必要なくなったわけですが、黒真珠が必要なくなった事を宝仙鬼は知らないもんなぁ。十六夜の紅は予想通り理玖が宝仙鬼に渡したんですね。

ここで黒真珠について新たな設定が。十六夜が流した涙から作られたのが黒真珠だそう。悲しみが原動力なのかな?ここでわざわざ黒真珠についてこういう設定を出してきたって事は、虹色真珠全てそういう成り立ちなんでしょうか。

根の首事件から1ヶ月後に宝仙鬼が黒真珠を届けに来る。これが18年前の出来事で、とわせつなが生まれたのが14年前。ということで、りんは根の首事件から4年後に出産したってことかな。りんは年齢設定出ていませんが、他の子供キャラの年齢と比較すると殺生丸と出会ったのが7~9歳くらい、原作最終回が+約4年で11~13歳くらいだと思われるので、そこから4年後だと15~17歳で出産したことになりますが、戦国時代だとそんなものでしょう。りんは里帰り出産をしてたってことでしょうか。りんがどっちでも選べるように村に預けられていたわけですから、妖怪側(殺生丸)を選ぶ=村を出るって事だと認識してたんですが、まあ追々わかるでしょう。

夜道で急に声をかけてきて怪しい話をしていく理玖と、即素直に信じるかごめ。ここはちょっとあまりにも疑いなく信じすぎていて違和感。500年に一度、ということは、妖霊星は現代にも関わってくるのかな。

是露は犬の大将に袖にされたらしいですが、言葉通りに受け取るとつまりフラれたってこと・・・?口調的に是露が犬の大将の事を好きだったみたいには感じないんですが、でも袖にされたってそういう意味ですよね?

殺生丸が女性3人に責め立てられてるのちょっと面白い。誕生後すぐ双子を連れ出す事は殺生丸邪見りんの間で事前に話し合っていたって事ですかね。邪見がすっかりいい爺やに・・・。生まれたてのとわせつなが可愛い~。ぷにぷに感がすごい。

金銀真珠はやはり殺生丸が女禍から奪ってとわせつなの目に入れたのか。現時点で金銀真珠がどういう作用があるのかはわかりませんが、とにかくとわせつなを守るためではあるのでしょう。

金と銀の虹色真珠は是露の涙から作られた物。ってことは、OPの3つの真珠を握る手は是露なんでしょうね。涙も落ちてますし。これが十六夜と同様に悲しみの涙なら、是露は何を悲しんでいたんでしょう。CV担当の真綾さんのコメントを読むと、是露にも何か抱えた物があるのか。それが人間や半妖嫌いに繋がっているのかな。

妖霊星、最初から犬夜叉が冥道残月破で処理するのではダメなのでしょうか。御母堂様も後で登場すると良いなぁ。是露がわざわざ母君はお元気?と聞いていたし、出てきそうな気配はあります。

ここで四魂の玉が出てくるかー!四魂の玉のことだから、絶対この予言に裏があると思う。麒麟丸がまともに会話しているのは初めてですが(窮奇との会話はなんだかぼんやりさんだったので)、敵!悪役!ラスボス!って雰囲気はやっぱり感じないんですよね。麒麟丸を倒して終わり、ってことはないんじゃないかと予想してます。そもそも殺生丸なら麒麟丸も是露も退治できる力があるでしょうから、殺生丸麒麟丸達を倒せない理由がある、はず。

アニメ犬夜叉で当時できなかった右目潰し、放送コードに引っかかったから出来なかったのかと思ってたのに、当時より規制が厳しそうなこの時代にやれるんですね。殺生丸がピースを決めてるみたいに見える(笑)。犬夜叉とかごめは黒真珠内に封印されたって事?でも前回黒真珠で犬の大将の墓に行ったときは自分の意思で戻ってこれましたよね?麒麟丸達が手出しできないように封じたのか、それとも犬の大将の墓に事態を打破するための何かがあり、そこへ犬夜叉かごめが行くように誘った?

冥道残月破が役に立つときが来る、っていうセリフはどういう事だろう。単にその場しのぎの誤魔化しなのか、本当に冥道残月破が何かキーになるのか?根の首の討伐もとどめは(原作と違って)冥道残月破でしたし、妖霊星の処理も冥道残月破。鉄砕牙の最終技だからってだけなんでしょうか。

やっぱりもろはの預け先鋼牙の所だったー!鋼牙好きなので嬉しい。もろはのキャラクター性、両親が犬夜叉かごめで鋼牙の元で育ったっていうのがすごくしっくりくる。鋼牙なら昔好きだった人の子供に対して変に複雑な感情を抱かずにサバっと育ててくれそう。

夢を見ていたのは誰?とわとせつな?それともりん?赤ん坊のとわせつなを置いていった木と、4歳のとわせつなが寝床にしていた木は同じ物?これと時代樹が何か繋がりがあるのだろうか。

最後理玖がこっちに語りかけてきた(笑)。今回の話で理玖の正体と目的がますます気になりました。冒頭で18年前の出来事をオイラにとってはつい最近のこと、と言ってたのは、人間よりも寿命の長い自分にとってはつい最近のことのように感じる、ってこと?それとも、タイムトラベルをして実際につい最近行ったってこと?理玖が自由にタイムトラベル出来るのなら、十六夜の紅を過去から取って来たりも出来ますが・・・。でもタイムトラベルは扱いが難しいんですよね。他作品でも犬夜叉でもそうですが、深く考えるとタイムパラドックスが必ず起こっちゃう。

 

いやー、今回は色々詰め込まれてました。麒麟是露理玖の3人の思惑やら目的やら繋がりがなかなかはっきり見えてこないのでもどかしいですね。殺生丸の行動は謎も多いけれど、妻子を守る・助ける事が目的だろうなと確信できるので気にならないんですが、麒麟丸達はまだ謎な部分が多くて、色々自分なりに予想してみるもののしっくりこなくてもやもやします。

 

次回予告。もろはの師匠が借金をして獣兵衛にもろはを売り飛ばしたっていうのは、多分もろはの為を思っての事なんでしょうけど、渾沌がどう絡んでくるのかが気になります。ハチがもろはを妖狼族の所へ届けたときには師匠の顔にひっかき傷はなかったようなんですが、もしかしてこの傷はもろはが付けたりしたのかなぁ。久しぶりにもろはが活躍しそうなので楽しみです。