いぬのはなし

犬夜叉周辺について語るブログ

半妖の夜叉姫 第16話感想

今回はもろはともろはの師匠回。とわせつなは前回に引き続きほぼお休みでした。

 

女性の妖狼族であるもろはの師匠、凱風妖狼族の頭領とは、鋼牙の事ですよね。凱風の元での修行が3年、屍屋に売り飛ばされて現在に至るまでが3年。もろはは今14歳なので、8歳までは鋼牙の元で育ったってことでしょう。少なくとも11歳までは鋼牙や凱風と一緒にいたらしいのに、もろははなんでずっと一人だったと言っていたんだろう。血縁者がいなかったという意味かな。

蠱毒の術も懐かしいなー。子供アピールしてるもろはが表情も仕草も可愛い。最後の一匹の妖怪に対し、手を組むことを持ちかけるのがもろはらしいです。何回も書いた気がしますが、もろはは霊力メインに鍛えた方が妖怪退治には役に立ちそうなんだけどな。

紅夜叉になるのは良くないのか・・・。何回もやっていると、犬夜叉みたいに変化したまま戻らなくなるかもしれないらしい。もろはの妖怪化は元々かごめが封じていた。窮地に陥ったときのために紅で封印を解くように凱風が指導したけれど、紅夜叉化が危険なものだと知らないもろはは、凱風の想定に反して恒常的に紅夜叉化を使うようになってしまった。ということかな。事情を説明しながら賭けに負けそうなので焦ってる凱風さん好き。

凱風が付けている鉄鼠の鎧。外すための鍵が12両もかかるそう。

売り飛ばされてぷんぷん怒ってるもろは。普段から師匠の賭博好きで迷惑してたんでしょうね。凱風はもろはに雑魚妖怪を吸収させて妖力を上げるつもりだったのか。それこそ奈落みたいになっちゃいそうですし、あんまり良い案ではなさそう。

もろはを身請けとは、もろはの代金として凱風に15両を払ったんじゃなくて、凱風に15両を貸すからもろはが代わりに屍屋で賞金稼ぎとして働いて15両返せよ、って事ですね。この話の流れだともろはを屍屋で引き取ったのはただの偶然?獣兵衛の計画通りというわけではない?私はまだ獣兵衛を疑いの目で見ている・・・。

火鼠の衣鼠の刀鍛冶の隠れ里で作られてる設定ちょっと好き。一点物じゃなかった。犬夜叉の火鼠の衣とは関係なかったんですね。てっきり犬夜叉の物を受け継いだのかと思ってました。でも火鼠の衣なんて高そうですが、もろははどうやって手に入れたんだろう。鋼牙が買ってくれたのかな。凱風にそんな資金力はなさそうですし。

渾沌は言い回しが独特ですよね。驚いても良いぞー、のとこがちょっと面白い。鉄鼠の鎧は呪いの装備か。むごい死に方をしそうな呪い。

凱風、かなり強くないですか?もろはの手の内を知っているっていうのもあるんでしょうけど、五雷指みたいなのも使えるし。

急にセールスマンみたいに出てくるイタチ男(笑)。鉄鼠の鎧、完全に金儲けのために作ってますよね?効果があるのは間違いないようですが。

鍵は渾沌が持ってるし、このまま死を待つよりは爆流破を受けて鎧を消滅させつつもろはの成長の糧になろうとしたのか。鍵を手に入れても、鉄鼠の鎧が外れる=次の犠牲者が出るということですしね(しかも鼠たちが皆殺しにされてるから次に鎧を着た者は鍵が作れず外すことが不可能)。ついでに渾沌も巻き込もうとしたけど上手くいかず。

でも結果だけ見るともろはの技で師匠が死んだことになるので、ちょっともろはには酷ですね・・・。重傷を負ったけど鎧は壊れて一命は取り留めた、じゃダメだったのかな。それだと都合良すぎるのか。

 凱風は男っぽいけどあっさりしたキャラだし、もろはとの師弟関係もさっぱりしてて個人的には結構好みでした。尺の関係で師匠が死んでからのまとめの部分がかなり短かかったのが惜しかったですが。もろはメイン回はこれっきりでしょうか。残りの話数を考えるとそうなりそうですね。紅の扱いは今後どうなるんだろう。

 

次回予告。二凶もいよいよ退場なのかな。饕餮結構かわいいので残念・・・。妖気の流れがぶつかるところをかぎ分けて切る、というと風の傷でしょうか。霧の向こうに見える一本の木は時代樹?とわせつなともろははまた別れての戦いになりそう。前回スルーされたもろはが饕餮と戦うのかな。

そういえば今回渾沌が持っていた虹色真珠は、おそらく理玖が貸し出した物ですよね。次回の事も理玖が仕掛けているようですが、理玖の目的がまだまだわからん。