いぬのはなし

犬夜叉周辺について語るブログ

半妖の夜叉姫 第9話感想

今回は完結編でほぼカットされた冥王獣登場回でした。渾沌、今までの四凶の感じからすると1話で退場かと思いましたが、生き残りました。また戦うことになりそうです。

 

ここまで数回3人協力して妖怪退治をしてきたとわ達ですが、グループとしての方向性の違い(笑)で、渾沌退治はもろはだけで行くことに。せつなには退治屋の仕事があるし、とわはとっととせつなの夢を取り戻して現代に帰らなきゃいけませんからね。とわのこのあっさりしてる所好きです。「お前の母ちゃんに~んげん!」って捨て台詞を吐くの面白かったですけど、多分自分自身が罵り言葉として言われたことあるんだろうなぁ・・・。

獣兵衛は当然、今回の賞金首が渾沌だと知ってて(というよりわざと渾沌である事を隠して?)3人娘に退治に向かわせた訳ですよね。渾沌退治に興味を示さない双子を上手く誘導して無事3人で退治へ。夢の胡蝶のことも本当は何か知ってたりしませんか獣兵衛さん。

もろははずっと寂しかったんですね。明るいし両親のことも思い悩んでいる感じはせずさらっと流していたので、全く気にしていないのかと思ってましたが、ちょっと強がっている部分もあったのかもしれません。もろはが最初の方からとわとせつなに友好的だったのは、今まで1人もいなかった身内に会えたのが嬉しかったからかな。もちろん元々人懐っこい性格なのもありますが。

もろはがずっと1人だったのは何歳からなんだろう。もろは役の田所さんは、もろはが誰に育てられたのかは聞いているとインタビューでおっしゃっていたので、育ての親はいたはず。四半妖の辛い時とは、妖怪の力がなくなる日の事でしょうか。もろはには霊力があるので、ただの人間になってしまう他の半妖よりはまだマシそう。

せつな、意外と口が上手い(笑)。とわは多分、賞金が必要になったからって素直に言おうとしてましたよね。後で本当のことを知ったらもろはが拗ねそう。そして今回も竹千代は可愛かった。

渾沌は窮奇と違って、3人娘のことは認識していない?虹色真珠も持ってない?戦い方は頭脳系というか技術系というか。見た目も含めて陰陽師みたいです。

ピンチを救ってくれた冥福くん。冥王獣は種族名なんですね。父の仇の渾沌を付け狙って早十年。実年齢は50歳の若輩者。そういえばとわは妖怪の寿命が長いことや、人間とは年の取り方が違うことは知らなかったのかな。冥王獣は亀っぽいし、より成長が遅そう。

冥福くん、実年齢50歳とは思えないほどかわいい。渾沌と1対1で立ち向かうのは無理なので、とわのお腹に張り付いて鎧役に。とわは妖力吸収だけじゃなくて注入もできるのか。毎回真珠入りの瞳が光っているので、真珠から妖力を出し入れしているんでしょうか。

お父さんの力も借りながら冥福くん自身もしっかり攻撃を与えて、鎧の奪取に成功。渾沌は逃してしまったものの、父冥王獣の弔いは果たせました。最後の「50年ほど」のところがなんか好きです。

渾沌は3人娘にリベンジしにくるでしょう。そのときに本性の姿はみれるかな?ちょっと面白い形してますよね、獣型の渾沌。

 

次回予告。金禍銀禍も出してくるとはびっくり。そして金と銀の虹色真珠が禍一族の宝だったらしい。予想していなかった所で繋がりましたね。虹色真珠なのにそのうちの2色が金銀って珍しいなーとは思ってましたが・・・。殺生丸に復讐できる、と禍一族の女ボスが言っていたので、殺生丸が双子の娘の為に金銀の虹色真珠を奪ったのかな。この金禍銀禍は、犬夜叉作中の金禍銀禍とは別個体ですよね。一族の宝の真珠が金銀なので、それにあやかって金銀を名前につける事が多いのかも?やっと真珠について詳細がわかりそうで楽しみです。

 

9話の放送後、8話の事についてtwitterで監督が「まだ種まきの時期なので~」とコメントしてました。多分犬夜叉ファンからの反応(主に嘆きの部分)が大きかったんだろうな。私個人は9話まで、放送前に予想していたより楽しく視聴出来てます。これは3人娘をみんな好きになれて、娘達を中心に見れているのが大きいかも。あと竹千代がかわいい。今の所とわが1番好きなんですが、竹千代もその次くらいに好き。そして原作なしなので単純に予想が楽しいのもあります。ここの部分おかしくない?とか犬夜叉との整合性は?とかもありますが、最後まで見てみないことにはなんとも言えない部分も多いので・・・。この先の展開にもよりますが、とにかく現時点では今後も視聴して感想書くつもりです。